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20200415

  • 執筆者の写真: 櫻木詩音
    櫻木詩音
  • 2020年4月15日
  • 読了時間: 3分

絵描くたびに、私どう考えても小説書く方が上手いんだから小説書けよクソがって気持ちになるし、小説書いてると私はなんでこんな苦行を自ら進んでやってるんだ馬鹿かよって気持ちになる。

絵を描くのはいろいろと能力が伴ってないので脳死状態でも描けるけど、小説はマジで捻り出してるし苦しいし疲れるしいろいろとしんどいからなかなか進まないし、そもそもひとつひとつの話が長いんだよ、3行くらいに全てを収めろ。

私は話を作ることだけが得意で、文章を書く能力が低いんだろうな。

根気だけで乗り切っている部分が多いから、話は短くまとめられないし、読んでいて綺麗な文章でもないし、同じような表現が使いまわされがち。

あと漫画にしろ小説にしろ、すごくどうでもいいところというか、話の流れの中には不必要なものが多い。やたらコップを持つだけの描写が細かいとか、そういう傾向がある。でもきっとそれが私の見ている世界というか、何の意味もなしていない行動に着目しがちなのかもしれない。同じものを見ていても、その時その感情によって見え方や感じ方が変わる。服の擦れる音や瞬きの仕方、心臓の脈動に至るまで、すごくすごく敏感に感じ取って私は生きているのかもしれない。とは言っても、何も意味を為していない何か、というものを描写しがちだから、必然的に無駄な文章は増えるし、無駄なコマは多くなる。それが味といえば味だし特徴といえば特徴なのだろうけれど、なんというか、二次創作特有の「摂取して欲を満たすことに特化した作品」にはならないんだろうなと思う。

私は、ナギが綺羅を殴って泣かせてナギが泣きながら謝る、という話を書きたいがために、知りたがりやで7万字以上も費やしたし、書きたいシーンだけ書けばいいのに、それができなくて全てに必然性を求めてしまうから、もう本当に自分で自分の首を絞めてる。なんでこんなめんどくさいことしてるんだ私。

特別な人は、綺羅が雨の中ナギを迎えに来てくれるっていうシーンを書きたくて書き始めたし、うなじにキスマークはキレるヴァンを書きたくて書き始めた。

あとはナギが綺羅に八つ当たりするシーンが書きたくて書いてるやつと、瑛二くんが綺羅に怒鳴るシーンが書きたくて書いてるやつと、綺羅が一人で踊り狂うシーンが書きたくて書いてるやつがある。どれも、そのシーンだけ書いて終わりにすればこんなに苦しまなくていいのに。それができないから、温めて温めて、時間をかけて謎に大作ばかり生み出している。

おかげで話の内容自体はそれなりのものが出来上がるけれど、文章力が無いから、それを上手く表現できているのかも分からない。読ませる文章というか……文章そのものを書くのが上手くなりたいな。

世の中の他の人たちに比べて私はめちゃくちゃ強靭なメンタルを持っているから、精神はすごく安定している方だけれど、小説書いてると哲学的な気持ちになって病んでくるの意味分かんない。私何やってんだろう。何故私は小説を書かなければならないのか……

でも私の書く小説を誰一人読んでくれていなかったとしてもとして、私自身が読みたい物語がこの世に存在していない限り、私は小説を書き続けるのだろうし、そもそも実家に帰ったら、私の勉強机の引き出しの中には小学校一年生の頃には既に物語を書いていたことが分かるものたち、大量の手作り絵本や、原稿用紙に書いた小説で溢れかえっているから、私は一次創作であろうと二次創作であろうと、執筆というものをし続ける人間なんだろうなとも思う。

 
 
 

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